トップメッセージ

ハウス食品グループ本社株式会社 代表取締役社長 浦上博史

株主・投資家の皆様へ

日頃より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社グループは、第八次中期計画2年目の2026年3月期において、原材料を中心としたコスト上昇や、インフレによる国内外の消費者の節約志向の高まりに対応するため、一部製品・サービスの価格改定と消費行動の変化に即した需要喚起に注力しました。

香辛・調味加工食品事業は、価格改定直後に販売数量が一時的に減少するも徐々に回復し前期並みの業績を確保。健康食品事業は、ゼリー市場の競争激化により事業コストの上昇を吸収するには至らず苦戦。海外食品事業は、中国カレー事業が牽引し増収増益。外食事業は、価格改定後の販売施策強化などで増収も事業コストの上昇が重く減益。これらの結果、グループ連結売上高は増収も、営業利益・経常利益は事業コスト上昇の影響で減益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、米国事業関連の減損損失などにより減益となりました。

八次中計2年目を終えて、当初計画に対して大きなギャップが生じており、資本コストを上回る投資収益性を確保できていなことから、この状況を打破していくために、これまでの経営計画を見直して『成長領域への集中』、『組織改革の実行』、『財務戦略の強化』を柱とする3つの「構造改革」を実行していきます。スパイス系バリューチェーンを中心とするグローバル成長の加速と資本効率の向上により、さらなる企業価値向上をめざしてまいります。

なお、2027年3月期は前期に引き続き原材料を中心とする事業コストの継続的な上昇が予想されております。構造改革の推進に加え、各事業において変容するお客様ニーズへの対応を進めるとともに、サプライチェーンの最適化やコスト管理の強化に努め収益力の改善に取り組んでまいります。

株主のみなさまにおかれましては、引き続きご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

ハウス食品グループ本社株式会社
代表取締役社長

浦上博史