トップメッセージ

ハウス食品グループ本社株式会社 代表取締役社長 浦上博史

株主・投資家のみなさまへ

日頃より格別のご支援を賜り、厚く御礼を申しあげます。

当社グループは、将来的なあるべき姿に向け、第七次中期計画より掲げる“「食で健康」クオリティ企業への変革<第二章>4系列バリューチェーンへのチャレンジ”というテーマに則り、「スパイス系」「機能性素材系」「大豆系」「付加価値野菜系」の4つのバリューチェーン毎に戦略を立案および遂行しております。

2023年3月期は、新型コロナウイルス感染症からの経済活動の再開に伴う需給ギャップの発生、国際情勢などを背景とした世界的インフレの進行、各国通貨政策のギャップ、円安の進行など事業環境の変動が大きく、先行きの不透明な状況が続きました。
そのような状況のなか、世界的な原材料価格やエネルギーコスト、人件費などの上昇に対して国内外のグループ各社が価格改定や効率化を進めた結果、健康食品事業、海外食品事業および外食事業は増収増益となりましたが、香辛・調味加工食品事業においては価格改定でコスト増を吸収しきれず減益となりました。
結果、連結売上高は前期比8.6%の増収、連結営業利益は前期比13.5%減益の増収減益となりました。

2023年3月期の期末配当につきましては、安定的な配当の継続を考慮し、前期と同額の1株につき23円とし、中間配当とあわせた年間配当は1株につき46円といたしました。2024年3月期の年間配当は、1株につき46円を予定しております。
株主のみなさまにおかれましては、引き続きご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

ハウス食品グループ本社株式会社
代表取締役社長

浦上博史