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コツをつかめばこんなにおしゃれに!プロに聞く洋食の盛り付けテクニック<バターチキンカレー編>

コツをつかめばこんなにおしゃれに!プロに聞く洋食の盛り付けテクニック<バターチキンカレー編>

「さあ、出来上がり!」と、料理を何気なくそのまま盛り付けていませんか?料理の味わいは、調味だけでなく、見た目からも大きく左右されます。ちょっとしたコツを知って意識するだけで、いつもの料理がもっとおいしそうに変わります。今回は、バターチキンカレーの盛り付けをご紹介します。

話を伺った人

小田 真規子さん

料理研究家・フードディレクター。誰もが作りやすく、健康に配慮した、簡単でおいしい日常の料理を、雑誌・TV等で提案。新しいアイデアのある分かりやすいレシピが好評で、著書は120冊に上る。スタジオナッツ代表として、食品、調味料、家電メーカー等の商品撮影のフードスタイリングやディレクションも数多く手がけている。

シンプルな色合いのカレーを華やかな器に盛ってみると、気分も上がっておいしさも格別。カレーの盛り付けは、「具を先に、ルウは後から」がポイントです。
ルウとごはんのバランスも大事。その他、盛り付け全般にもつながる、覚えておきたいコツをご紹介します。

1 器の向きを決める

バターチキンカレーの色合いはシンプルなので、器を選ぶときは、いつもより華やかなものを選びます。カレーを盛るときの白飯は、時計の針の10時・4時の方向に、右斜め上に寄せて食べやすく盛るようにします。
右半分の色合いが白くなるので、それにあわせて器も回して、正面を決めましょう。
今回は奥柄に華やかな柄がくる正位置(プレートの裏のブランドロゴが読める向き)でセッティングしました。右側に華やかな柄が来るように動かしてもよいと思います。

1 器の向きを決める
プレート:レイノー ヒストリーナチュール アメリカンディナープレート 27cm

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2 ごはんは広げてほぐし、傾斜をつけて盛る

ごはんを盛りつけたら、必ず、しゃもじの先で少しほぐして、空気を入れるように平らにします。また、奥を高くして手前を低く、少し傾斜をつけて盛るようにします。この傾斜にカレーの具をのせて安定させ、ルウがごはんのほうにかからないようにするためです。

2 ごはんは広げてほぐし、傾斜をつけて盛る

器のスペースの半分を埋めるように意識し、器のリム(縁)の内側のラインに沿うように盛ると、盛りが引き締まります。

2 ごはんは広げてほぐし、傾斜をつけて盛る

3 肉や野菜を配置する

肉や大きめの野菜などの具のあるカレーは、まず先に具をのせます。レードルで具をすくい、器と白飯の中央に安定させますが、ここは両手で盛りつけましょう。このとき、レードルを器の中央に寄せ、箸で支えながら盛るようにします。具は中央に寄せることで、あとでルウがかけやすくなります。

3 肉や野菜を配置する

4 ルウをすくいとって全体にかける

この器はリム(縁)の切り替えがあるので、その内側いっぱいにルウをかけるようにします。このときに器を上から見て、ルウが手前の部分に均等にかかっているのを確認します。

4 ルウをすくいとって全体にかける

5 ルウの縁をふく、カレーは念入りにふき取る

ルウのこぼれや飛び散り、器の汚れがあったら、ルウの輪郭がきれいにリム(縁)の内側に沿うように丁寧にふき取ります。シチューや、ソースが多い料理も同じです。

5 ルウの縁をふく、カレーは念入りにふき取る

器に広めのリム(縁)があると盛り付けても余裕ができます。華やかな柄のある器は、あしらう食材をいろいろ考えなくていいので、慣れていなくても上手に盛れると思います。

いかがですか?いつものカレーも、こうやって丁寧に盛りつけてみると、少し特別な感じがしませんか。ぜひお試しください。

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