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ハウス食品グループの中の人って、どんな働き方をしているの!?――すべての社員が笑顔で働ける会社を目指して【ダイバーシティ編】

ハウス食品グループの中の人って、どんな働き方をしているの!?――すべての社員が笑顔で働ける会社を目指して【ダイバーシティ編】

ハウス食品グループでは、あらゆる社員が生き生きと働けるよう、ダイバーシティも重視しています。後編では、ハウス食品グループが社員を大切に思う理由や、ますます進化していく社員の働き方について再び人事マネジメントチームの鄭さんに伺いました。

鄭 卿子

ハウス食品株式会社人事総務部人事課人事マネジメントチーム。2007年に入社し、千葉研究センターへ配属。チューブのわさびなどの開発を担当。2015年より人事総務部。夫と息子3人(9歳、7歳、4歳)の5人家族 。

社員の成長なくして、会社の成長はない?――ハウス食品グループが社員を大切に思う理由

社員の成長なくして、会社の成長はない?――ハウス食品グループが社員を大切に思う理由

ここで皆さんに鄭さんから質問が、「皆さんは、ハウス食品グループで働く社員に対して、どのようなイメージを持っていますか?」。食品の会社だから、食が好きな人が多い?笑顔で食卓を囲むように、なごやかな笑顔で仕事に取り組む社員が多い?いろいろなイメージを持つ方がいらっしゃると思いますが……。

「少し皆さまのイメージと変わるかもしれませんが、ハウス食品グループには“社員の成長なくして、会社の成長はない”という考えがあります。では、社員が成長するには、どんな環境をつくればいいのか。それは、社員一人ひとりが自分の役割を理解し、自分自身の力をフルに発揮しながら、仕事の生産性を上げていくことにあると考えています。

仕事の生産性を上げることはとても大切で、例えばこれまでよりも早い時間に仕事を終えることができたら、その時間を家族で過ごしたり、自分磨きに使うことができますよね。

ポイントは、社員が自分で考え、行動することなんです。だから会社は“こうしなさい”と指示を出したりはしません。社員が自分で自分の人生を切り拓いていけるよう“仕組み”をつくって、それぞれが自分に合った活用をしてほしいと全社的に推進しています」(鄭)

その仕組みの一つが、働き方の改革。働く時間もこれまでより15分短い「7時間45分」に変更されました。また「テレワークの導入」や「1on1ミーティング」を実施し、自由度と仕事内容の濃さを担保しているそうです。

「ただ働く時間を変更したいとなっても、そう簡単にはいきません。特に生産部門の社員はシフト勤務で、そもそもギリギリまで無駄を削っています。そのような中、生産ラインが稼働している時にやらなければならない業務と、ラインが稼働していない時でできる業務に分けるなど、苦心して業務の役割分担を改めてもらいました」

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労働時間の短縮、テレワーク導入、1on1ミーティング以外にもワークスタイル変革の取り組みは5種類にも及ぶそう。さまざまな取り組みを打ち出した結果、うれしい報告が舞い込んでくることがあるそうです。

「ある男性社員は、“今までは家事を手伝うくらいしかできなかったけれど、テレワークのおかげで今では自分が家事の主担当です”と笑顔で報告してくれました。

子育て中の社員も家事や育児の合間の時間を上手に利用して、効率よく業務を進めることができているようです。働くお母さんはとにかく忙しいので、少しでも制約から解放できていると思うと、すごくうれしいですね。

また、ある日、“法務担当の社員が“弁護士試験に合格しました”と報告の電話をくれたこともあります」(鄭)。

両立ではなく、仕事とプライベートの充実を目指す

ハウス食品グループが今、一番力を入れているのが、男性の育児休業の取得。男性も女性も最大2年まで育児休業を取ることができます。すでに数多くの男性社員が育児休業を取得してきましたが、期間は平均1週間程度と決して長くないそうです。

「そこで、まずは1ヵ月の取得を目標に、男性の育児休業を推進しています。育児休業を通じて、公私ともにたくさんの経験をしてほしいと思っています。

人生は、仕事だけ、プライベートだけと区切ることはできないと思うんです。プライベートで経験したことがその人の心を豊かにすることもあるし、仕事に生かせることもあるかもしれない。だからハウス食品グループの社員には、公私ともにたくさんの経験をしてほしいと思っています。

私たちはこれからも、社員一人ひとりの声をしっかりと聞きながら、ハウス食品グループらしい活気に満ちた職場づくりに力をいれていきます。そして、社員の活気が『食卓のおいしさ』を生み出し、皆さま一つひとつの家庭に届いてほしいなと思っています」(鄭)


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循環型モデルの構築、そして健康長寿社会の実現に向けて取り組みを行っています。

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