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食材1つで超シンプル! 週末の作り置きレシピ

食材1つで超シンプル! 週末の作り置きレシピ

食材1つで作れるレシピを知っておくと、「これしかない!」というときに便利です。今回は、春の食材を使った週末の作り置きメニューをご紹介。シンプルで調理も簡単、しかも保存ができれば、きっと忙しい毎日の味方になってくれるはず。スパイスを上手に取り入れて香りのバリエーションを出すと、食材の新しい魅力に出会えるかもしれません。

五十嵐 豪さん

自称・日本一料理が下手な料理研究家として、料理初心者を中心に人気を集める。食材が1つしかなくてもできる、手軽でおいしい「しかない料理」を提唱し、雑誌やテレビなど多方面で活躍中。

レシピ1:”栄養”をプラスしたいときの救世主! 「 新玉ねぎの麻辣和え 」

今回レシピを紹介していただいたのは、食材1つしかない料理、その名も“しかない料理”を得意とする料理研究家・五十嵐豪さん。シンプルなレシピは、料理初心者でも簡単に作れると人気を集めています。今回は、”彩を添えたい” ”栄養をプラスしたい” ”季節感を出したい”という3つのテーマで、春らしいメニューを考案していただきました。どれも冷蔵庫で3日ほど保存できるので、週末にまとめて作っておくと楽ですよ。

まずは、みずみずしい新玉ねぎを使ったメニューから。新玉ねぎは辛味が少ないので生でも食べやすく、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1を効率よく摂取できると言われています。

■新玉ねぎの麻辣和え

<材料 (2人分)>

新玉ねぎ...1個
A辣油...小さじ1
A山椒...小さじ1
Aしょうゆ...小さじ2
A鰹節...小さじ2
Aレモン汁...小さじ1
Aこしょう..適量

<作り方 (調理時間:5分)>

  1. 新玉ねぎは薄切りする。
  2. ボウルに1、Aを入れて和えたら完成。

<保存の目安>

冷蔵庫で3日

しびれる旨みの山椒と辣油の辛さが新玉ねぎの甘さと絡み合って、あとを引くおいしさ!

五十嵐さんによると「時間が経つごとに香りが中に入ってくので、その変化も楽しいです。山椒はフレッシュなほうが香りが引き立つので、2日目、3日目に食べる場合は、その都度足してみるとよいと思います」とのこと。

レシピ2:テーブルに”彩”を加える一品! 「アスパラのペペロンチーノ」

次は、鮮やかな緑色が春気分を盛り上げてくれるアスパラのお料理。にんにくオリーブ油はある程度の量ができるので、アスパラはまとめて炒めるのが効率的。そのまま食べてもおいしいですが、食べるときにお好みで温泉たまごをトッピングすれば、手軽なおつまみとしても重宝しますよ。

■アスパラのペペロンチーノ

<材料 (2人分)>

アスパラガス...6本
塩、こしょう...適量
オリーブ油...大さじ1
にんにく...1かけ
唐辛子...1本
タイム...ひとつまみ
オリーブ油(仕上げ用)...大さじ1
塩...適量
粗挽き黒こしょう...適量

<作り方 (調理時間:10分)>

  1. アスパラガスは根元の硬い部分を折って柔らかい部分のみを使い、ピーラーで皮を薄くむき、下味の塩、こしょうをふる。にんにくは皮をむき叩いて潰す。
  2. フライパンにオリーブ油、にんにく、唐辛子を入れて弱火で熱し、香りが立ってキツネ色になったらにんにく、唐辛子を取り出す。
  3. アスパラガスを回しながらまんべんなく火が通るまで炒めたら器に盛る。仕上げにオリーブ油をかけて塩、粗挽き黒こしょうをふったら完成。

<保存の目安>

冷蔵庫で3日

「アスパラガスの焼き加減は、鮮やかな緑色に変わるくらいが目安。コリコリっとした食感を残すなら、外側に火が通っている程度で大丈夫です。中まで火を通すとやさしい甘みが出るので、お好みで焼き加減を変えてください」と五十嵐さん。

さわやかなタイムの香りと、旨みたっぷりのにんにくオリーブ油が、アスパラにぴったり。包丁なしでできるのも感動的です。

レシピ3:お弁当にも夕食にも。”季節”を感じる一品 「新じゃがのしりしり 」

最後は新じゃがを使ったメニューです。「しりしり」とは、沖縄の言葉で「せん切り」の意味。沖縄では「にんじんしりしり」という料理が有名ですが、今回はにんじんではなく新じゃがを使っています。スライサーですりおろして炒めるだけの、超シンプル料理、これも包丁&まな板要らずです。

■新じゃがのしりしり

<材料 (2人分)>

新じゃがいも...4個
ごま油大さじ...1/2
クミン...小さじ1/2
ターメリック...小さじ1/2
しょうゆ...大さじ1
バター...20g
塩、こしょう...適量

<作り方 (調理時間:15分)>

  1. 新じゃがいもはたわしなどでよく洗って泥を落として芽をとる。
  2. 1をしりしり用スライサーですりおろして水に3分さらして水気を切る。
  3. フライパンにごま油、クミンを入れて中火で熱し、2を加えて火が通ったら、ターメリック、しょうゆ、バターを加え、塩、こしょうで味を調えたら完成。

<保存の目安>

冷蔵庫で3日

「『しりしり用スライサー』を使いましたが、せん切り用スライサーやチーズおろしでもOKです。新じゃがは崩れにくく炒めやすいので、ぜひ春の季節に試して欲しいメニューです」と五十嵐さん。

新じゃがならではのシャキシャキした歯ざわりとバターしょうゆ、それにスパイスの風味が加わって、くせになる味わい! お弁当のおかずにも向いているので、レパートリーに加えるといいでしょう。

いかがでしたか。いつもと違うスパイスや調味料を使うと、違った味わいになりますよね。食材が1つしかないからと頭を抱えずに、ぜひいろんな風味を楽しんでみてください。


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