トップメッセージ

代表取締役社長 浦上 博史
ステークホルダーにとっての
グッドパートナーをめざして
「食で健康」クオリティ企業への変革に
取り組んでまいります

ハウス食品グループ本社株式会社 
代表取締役社長
浦上 博史

グッドパートナーをめざして

 私たちハウス食品グループは、創業100周年を迎えた2013年にグループ本社制へ移行すると共に、「食を通じて人とつながり、笑顔ある暮らしを共につくるグッドパートナーをめざします。」という新たなグループ理念を策定しました。
 このグループ理念は、一企業市民として果たすべき「3つの責任」(お客様、社員とその家族、社会に対して)を念頭に置いて策定されたものですが、その言葉にはさまざまなステークホルダーにとって「グッドパートナーでありたい」という想いを込めています。
 また、私たちは、このグループ理念の実現こそが「企業の社会的責任」に資するものと考え、「CSR」という言葉を“Creating Smiles & Relationships”( “「笑顔」と「つながり」を創る”の頭文字)と表現しています。
 一企業市民として「3つの責任」を果たし、新しい価値を創造し続けることこそが経営者としての私の使命と考えています。

時代とともに戦略は変わる
―「クオリティ企業」への変革をめざして

 ハウス食品グループは1913年に薬種化学原料店として創業して以来、時代のニーズを汲み取り、お客様に新しい食文化をご提案することで日本の経済成長とともに成長してまいりました。時代の変化とともに私たちを取り巻く経営環境が加速度的に変容していく中でも、持続的な成長を実現するために、私たちは現在、“「食で健康」クオリティ企業への変革”をめざす姿に掲げ、第六次中期計画に取り組んでいます。この第六次中期計画では「3つの責任」のそれぞれに対して重点テーマを設け、「クオリティ企業」へ変革していくことをめざしています。
 第四次中期計画までの戦略の方向性は「選択と集中」でした。しかし、第四次中期計画の3年間で東日本大震災をトリガーとする「食の外部化」が大きく進展し、当社グループの収益基盤を支える調理型製品群が苦境に立たされました。私たちの現在のコア事業が将来に亘ってコア事業であり続ける保証はどこにも無いことをこの期間に学んだのです。「選択と集中」はコアが万全だからこそ取ることができる戦略です。そこで第五次中期計画から、その戦略の方向性を「選択と集中」から「変革」へと、大きく舵を切り、続く第六次中期計画でもその方向性を引き継いでいます。
 「クオリティ企業」に変革するためのキーとなる要素は「バリューチェーン」と「R&D」の2つだと考えています。
 バリューチェーンとは畑からお客様の口に入るまでの一連の価値連鎖で、「お客様の接点軸」とは異なるもう1つの事業展開領域の広がりを示す軸になりますが、「クオリティ企業」に変革して行くためには、このバリューチェーン軸の展開領域を広げなければなりません。これは独力ではハードルの高い課題でしたが、ご縁もあり第五次中期計画が終わるまでに、川下ではカレーレストランチェーンの(株)壱番屋、川上ではスパイス専業メーカーの(株)ギャバン、食品専門商社の(株)ヴォークス・トレーディングと、バリューチェーンの異なる領域で事業を展開する複数の企業をグループに迎え入れることができたのです。

変えるべきもの、変えてはいけないもの

 このように当社グループは、各々独自の文化とビジネスモデルを持つ複数の企業をグループに迎え入れて、グループ企業のダイバーシティは大きく広がりました。
 第六次中期計画では、グループ最適の視点でシナジーを創出して行くことに取り組んでまいります。ここで大事なことは、グループの各企業の多様性を活かしたままでトータルシナジーを具現化して行くことです。これは、私たちにとって新たなチャレンジであると共に、大きな可能性を秘めているテーマだと考えています。
 同時に「R&D」に関しても更なる強化に取り組んでまいります。積極的に外と交わり、試行錯誤しながら新しい価値を創りだして行く、バリューチェーンを俯瞰できるR&D体制を構築して行く。そのための資源投下も積極的に行ってまいります。また、2017年10月に立ち上げたコーポレート・ベンチャー・キャピタルも積極的に活用して知見を広げ、経験を深めるとともに、新規事業テーマの本格的事業化にも注力してまいります。
 このように「変革」に向けて邁進する一方で、「変えるべきもの」と「変えてはならないもの」をしっかりと仕分けしなければなりません。
 私たちは、2016年に私たちの「理念」や「社是社訓」をまとめた小冊子「ハウスウェイブック」を三か国語版で作成し、国内外のグループ社員に配布しました。ハウス食品グループが次の百年に向けて更に歩みを進めて行くために、またグループ企業の多様性が広がる中で「求心力」と「遠心力」のバランスを取りながらグループとして発展して行くために、この「ハウスウェイブック」も活用しながら、しっかりと「言葉」をつないでまいります。

グループ理念

食を通じて人とつながり、笑顔ある暮らしを共につくるグッドパートナーをめざします。

時代によって食のカタチが変化しても、変わらない食のチカラがあります。
食のチカラは、人を育み、人をつなぎ、人を笑顔にします。

私たちハウス食品グループは、食を通じておいしさと健康をお届けし、人とつながり、人と人をつなげたい。
絆やぬくもりを大切にして、すべてのステークホルダーと共に笑顔ある暮らしをつくりたい。

常に新しい価値を創造しながら。

家庭の食卓はもちろん、外での食事、さらに世界でも。
食に関わるすべてのシーンへ。

お客さまの笑顔を、社員とその家族の笑顔を、そして笑顔あふれる社会を共につくるグッドパートナーをめざします。

ハウスの(こころ)

社是

誠意 創意 熱意 を持とう。

ハウス十論

  • 一、自分自身を知ろう
  • 一、謙虚な自信と誇りを持とう
  • 一、創意ある仕事こそ尊い
  • 一、ハウスの発展は我々一人一人の進歩にある
  • 一、ハウスの力は我々一人一人の総合力である
  • 一、給与とは社会に役立つ事によって得られる報酬である
  • 一、世にあって有用な社員たるべし、又社たるべし
  • 一、有用な社員は事業目的遂行の為の良きパートナーである
  • 一、社会にとって有用な社である為には利潤が必要である
  • 一、我々一人一人の社に対する広く深い熱意がハウスの運命を決める

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