【レシピあり 料理研究家リュウジさんインタビュー#2】料理を続けるコツは肩肘張らず、がんばりすぎず

【レシピあり 料理研究家リュウジさんインタビュー#2】料理を続けるコツは肩肘張らず、がんばりすぎず
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Xで発信している“爆速レシピ”が「簡単でおいしい!」と話題の、料理研究家 リュウジさんに、「おいしい家族育」の実践のヒントを伺いました。2回目のテーマは、「がんばりすぎない気持ちを育てよう」。記事の最後では、まるで10時間煮込んだような味が10分で出せるという「ハッシュドコンビーフ」のレシピもご紹介します!

余計なこだわりを捨てること

僕の周りをみていて思うのは、料理自体が好きな人は1割ほどしかいないということです。あとの約9割は、何かしら料理をする理由を持っています。たとえば「食費を抑えたい」とか、「ダイエットしたい」とか、「パートナーのためにつくる」などです。これから料理をしてみたいという人は、なにかいい理由を考えてみることをオススメします。

「自炊人口を増やしたい」と考える僕が、料理を習慣にするために必要だと思うのが「こだわりを捨てること」です。最初から凝ったものをつくろうとすると、挫折しやすい。仮にカップ麺に野菜を入れることができたなら、それを褒めるべきです。最初から全速力で飛ばそうとせず、まずは歩けるようになることからはじめることをオススメします。

普段の料理は80点でもいい

大多数の人はおいしいものを食べたいと思っています。ですが、どうやっておいしい料理がつくれるようになるかまでは、あまり気にしません。「このスパイスを熱すると味が変化して、カレーの旨味が増すんだよ」と僕が熱弁をふるっても、なかなか興味を持ってはもらえないんです。

まぁそれは仕方ないとして、料理の習慣がない人たちのなかには「30分料理をするくらいなら、外で食事を済ませてゲームがしたい!」と考えている人も多いでしょう。僕はそのあたりを理解しているので、Xのフォロワー数も多いのだと思います。“料理よりゲーム”と考えている人たちが手軽に料理できるよう、冷凍食品や缶詰などを使ったレシピも開発しています。最近ではそうしたレシピを見て「たまに料理するようになった」という友人が増えてきました。僕にとっても、非常にうれしいことです。ちゃんとした食材を買わなくてはなどと肩肘張らず、まずは一度つくってみるのが一番だと思います。

料理をすることに慣れてくれば、そのうち今日は少し凝ったものにしようとか、今日は時間がないから簡単なものにしようとか、使い分けられるようになります。大切なのは、毎回100点を目指さないこと。平日は80点で十分というくらいの余裕を持ち、休みの日においしさを追求するなど、メリハリをつければ料理を楽しく続けられるはずです。

パートナーを思いやる気持ちを大切に

奥さま方のなかには「旦那がおいしいと言ってくれない」とこぼす人は意外に多いです。また筋トレをしているご主人からタンパク質重視の食事を頼まれる奥さまもいて、「どんな料理がありますか?」と相談されることもあります。ここで気になるのが、料理をつくる当の奥さんは、筋トレをしていないということです。

たとえばレストランに行って「タンパク質重視のメニューにしてほしい」とは、普通は言えないですよね。お金を払って食べるレストランでさえそうなのですから、パートナーにはかなり無茶を言っていることになるのではないでしょうか。

食べたい料理があるのなら、自分でつくるべきだと僕は考えます。好きなものをつくれるというのは、料理をする人の特権なのです。その権利を譲ってつくってもらうなら、食べる人はつくってくれた人への感謝の気持ちをぜひ忘れないようにしていただきたいですね。料理というツールを通じ、お互いを思いやる気持ちはもっともっと育めると思います。

リュウジさん考案 「ハッシュドコンビーフ」

まるで10時間煮込んだような味が10分で出せます…
コンビーフがとろけて半端ない旨さ
マジでスプーンが止まりません

作り方

耐熱容器に玉葱1/8個、しめじ50g 、コンビーフ半缶、プロ クオリティ ハヤシソース1袋入れ、600w3分チンしご飯にかけるだけ。

プロフィール
料理研究家 リュウジ@料理のおにいさん

「簡単なのに旨すぎる!」「真似してみたいアレンジ料理!」SNSでご自身のレシピを多数掲載し、「バズ料理研究家」として有名に。
今、大人気の料理研究家です。
「やみつきバズレシピ」「クタクタでも速攻でつくれる! バズレシピ 太らないおかず編」等多数の書籍を出版しており、第5回、第6回レシピ本大賞を連続入選中。 著書累計発行部数は30万部を突破。

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